牛乳貧血にご注意を

牛乳で貧血!?

 

子ども、特に乳幼児がなりやすい貧血に
 牛乳貧血
というものがあります。

 

 

3歳以下の幼児に発症するようです。

 

名前だけ見ていると、なんだか貧血と結びつかなそうですが、
これも立派な(?)鉄欠乏性の貧血です。

牛乳貧血とは

牛乳貧血とは、乳児期から幼児期にかけて牛乳を大量に摂取することにより、

鉄欠乏性貧血と低たんぱく血症が生じることを言います。

 

多量のカルシウムが摂られることで、鉄分や亜鉛などの摂取が阻害されます。
それにより、鉄分や亜鉛不足となり貧血の症状が出るようです。

 

牛乳は、そもそも鉄の含有量が0.1mgと少ないうえ、その吸収率も10%と低いです。
(母乳は、鉄含有量0.2mgで吸収率は49%です。)
そのため、牛乳だけを飲んでも鉄分はほとんど吸収されません。

 

幼児期に必要となる鉄分は1日あたり7mg程度であるため、
牛乳に加えて、他の食品で鉄分をとることは絶対に必要です。

 

牛乳貧血の症状としては、

 

  • 顔色の悪化
  • むくみ

があります。

 

牛乳は、栄養価が高いとして認知されており、健康の象徴のようにも思われがちです。
ですが、だからと言って飲みすぎると幼児の場合悪影響を及ぼします。

そのため、飲みすぎには注意が必要です。

 

余談ですが、学校給食で牛乳を出すようになり、アトピー性皮膚炎が増えたと言う見解もあるようです。
その辺はハッキリとはしていないようなんですが、
”牛乳はあくまで牛の子供が飲むものである”
ということは、頭の片隅に入れておいた方が良いと思います。